ミッキーマウスの憂鬱:松岡圭祐 [本]
ミッキーマウスの憂鬱 / 松岡圭祐
東京ディズニーランドでアルバイトすることになった21歳の若者。
友情、トラブル、恋愛・・・・・・。
様々な出来事を通じ、裏方の意義や誇りに目覚めていく。
秘密のベールに包まれた巨大テーマパーク〈バックステージ〉を描いた、
史上初のディズニーランド青春成長小説。
登場人物たちと一緒に働いている気分を味わってみて下さい。
そこには、楽しく、爽快な青春のドラマがあるはずです。
タイトルに惹かれて手に取った本。
裏表紙を読めば、なになに、バックステージ?
あの夢の国のバックステージを覗けるという好奇心を持ちながら
読み始めました。本当にあるかどうかはわからないが
色んな専門用語が出てきて、ミッキーの頭が並べられている・・・。
夢を壊されたくない人は読まない方がいいかもしれませんが、
それでも裏方が一生懸命夢を作り出していく姿がこの本には
書かれています。お話は単純明快でわかりやすいです。
主人公の若者は自分の配属される部署「美装部」を
「ヴィソーブ」などと勝手に解釈するあたりがまた面白い。
ちなみに、裏表紙の説明の、
友情 と 恋愛 は
皆無です。
タグ:ミッキーマウスの憂鬱
魔王:伊坂幸太郎 [本]
四畳半神話大系:森見登美彦 [本]
四畳半神話大系
森見登美彦
角川文庫
私は冴えない大学3回生。
バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。
悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、
孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。
いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!
さ迷い込んだ4つの平行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、
ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。
以前紹介した「夜は短し歩けよ乙女」がなかなかのお気に入りだったので、
同じ作者の本を買った。
4つのお話があるのだが、4つとも主人公がどのサークルに
入ったかで異なるお話が展開されていく。
それゆえ、同じ話が多く、いたるところでコピー・ペーストされていて
同じ文章を4回読まなくてはならない羽目になる。
解説ではそれが戦略的に組み込まれているのだと書かれているが、
私は読むのが少し面倒だった。
それを除けば普通に楽しめるお話だと思います。
地球から来た男:星 新一 [本]
表紙が綺麗だったので
手に取った本
地球から来た男
星 新一
角川文庫
おれは産業スパイとして、ある研究所にもぐりこんだ。
だが内部の警戒は厳重で、たちまちパトロールの守衛に
つかまってしまった。保安部門の責任者は秘密を守るために
独断で処罰するという。それは、開発途上で放置された
テレポーテーション装置を使った、地球外への追放だった。
気づくと、おれは野原に横たわっていた――。
奇妙な運命に翻弄される男達を描いた傑作ショートショート集!
以前、悪魔のいる天国を読んだけど、それとは少し趣向が
違うなと感じた。
悪魔のいる天国ではオチが教訓めいているのがものすごく
前面に出されていると感じたが、
今回は深みを持たせてモヤモヤする終わり方のお話が多く
あった。
好きな話は
・改善
・もてなし
・あと五十日
・包み
手に取った本
地球から来た男
星 新一
角川文庫
おれは産業スパイとして、ある研究所にもぐりこんだ。
だが内部の警戒は厳重で、たちまちパトロールの守衛に
つかまってしまった。保安部門の責任者は秘密を守るために
独断で処罰するという。それは、開発途上で放置された
テレポーテーション装置を使った、地球外への追放だった。
気づくと、おれは野原に横たわっていた――。
奇妙な運命に翻弄される男達を描いた傑作ショートショート集!
以前、悪魔のいる天国を読んだけど、それとは少し趣向が
違うなと感じた。
悪魔のいる天国ではオチが教訓めいているのがものすごく
前面に出されていると感じたが、
今回は深みを持たせてモヤモヤする終わり方のお話が多く
あった。
好きな話は
・改善
・もてなし
・あと五十日
・包み
レヴォリューションNo.3:金城一紀 [本]
夜は短し歩けよ乙女:森見登美彦 [本]
夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、
夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、
大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。
けれど先輩の想いに気づかない彼女は、
頻発する“偶然の出会い”にも
「奇遇ですねぇ!」と言うばかり。
そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる
曲者たちと珍事件の数々だった。
山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも
選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!
角川文庫夏の100冊の小冊子に載っていて
面白そうだから買った。
実際家に帰って読み始めてみると、
なんじゃこりゃあ
面白い文体にはじめは戸惑うかもしれないけど、
僕は30ページくらいでなれた。
慣れれば、面白いお話である。
「先輩」が妙に自分と重なったり・・・ね。
終末のフール:伊坂 幸太郎 [本]
ようやく文庫本になったので
買って読んだ。
終末のフール
伊坂幸太郎
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。
そう予告されてから五年が過ぎた頃。
当初は絶望からパニックに陥った世界も、
いまや平穏な小康状態にある。
仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。
彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。
家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。
はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?
今日を生きることの意味を知る物語。
久しぶりに伊坂幸太郎の本を読んだけど、
チルドレンに似た心がぽっと温まるような
でもなんか切ない そんな感じがした小説。
もし、自分の命があと3年で終わると予告されたら?
と考えると、今生きている1日1日を大事に生きてみよう
と思った。
買って読んだ。
終末のフール
伊坂幸太郎
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。
そう予告されてから五年が過ぎた頃。
当初は絶望からパニックに陥った世界も、
いまや平穏な小康状態にある。
仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。
彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。
家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。
はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?
今日を生きることの意味を知る物語。
久しぶりに伊坂幸太郎の本を読んだけど、
チルドレンに似た心がぽっと温まるような
でもなんか切ない そんな感じがした小説。
もし、自分の命があと3年で終わると予告されたら?
と考えると、今生きている1日1日を大事に生きてみよう
と思った。